夏の旬の野菜には、暑い夏に体が必要とする栄養素がたっぷり含まれているんですよ~。
その効能や効果的なとり方についてまとめてみました^^
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- トマト
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夏の暑さで食欲が無いときに、
カラフルな野菜を見ると、少し食欲がわいてくるような気がしますね。「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言うことわざがあるように、
夏の時期に真っ赤に実った旬のトマトには、
沢山の健康効果が認められています。夏野菜の代表格である旬のトマトには、
カリウムが豊富に含まれているので、
夏の暑さで体内にこもった余分な熱を下げてくれる効果があるんです。
カリウムは体内の不要な塩分を排出する作用があって、
高血圧の予防や動脈硬化の予防にも効果的なんですって!
また、トマトの赤い色に含まれているリコピンと言われる色素には、
強力な抗酸化作用があるので、
皮膚を健康に保ち、
老化防止に役立つばかりでなく、
ガンの予防にも効果があることが最近の研究結果でわかってきたそうですよ!
また「トマトのある家に胃腸病なし」と言われるように、
夏の旬野菜であるトマトの酸味は、胃液の分泌を活発化するため、
食欲を増進させタンパク質の消化を助けてくれます。夏は紫外線からのダメージや、
暑さのストレスから活性酸素の影響を受けやすい季節ですよね・トマトに含まれるリコピンは、ビタミンEと一緒に摂取すると、更に強力な抗酸化作用を得ることができますので、
ビタミンEが多く含まれる食材と組み合わせると、
大いにその効果を発揮させることができます。栄養豊富なオリーブオイルには、ビタミンンEがたっぷり含まれているので、一緒に調理をすれば抗酸化作用のパワーアップが期待できますよ~。
オリーブオイルでドレッシングを作り、トマトにかけて食べるのもおすすめです^^
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- きゅうり
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夏が旬の野菜と言えば、多くの方が
「きゅうり!」
を思い浮かべるほど、
ポピュラーな夏野菜ですよね?
でもきゅうりの栄養について語られることは余り多くありません。何となく栄養価の低いイメージがあるきゅうりですが、
特に旬である夏のきゅうりには、
トマトと同様にカリウムがたくさん含まれているので、
不要な塩分を排出する作用で、
高血圧の予防や動脈硬化の予防にも効果的です。そして、2010年には脂肪分解酵素である
ホリスパーゼが含まれていることが発見されました。って、ホリスパーゼって何?という感じですが、
ホリスパーゼは脂肪の分解や代謝を向上させるため、
ダイエット効果も期待されているんです^^!この酵素はすりおろすことによって放出されるので、
おろして食べることがおすすめです。また、きゅうりにはシリカと言うミネラルが含まれ、
肌や爪、髪などの老化防止に効果的です。特に女性は意識してとりたい夏野菜ですね。
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- レタス
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ひとことにレタスと言っても、パッと頭に浮かぶまるいレタス(玉レタスとも言うそう)に、サニーレタス、グリーンカールと呼ばれる、サニーレタスのグリーンバージョン?のレタス、フリルレタスなどなど種類も豊富。
レタスもキャベツ同様、年中見かける野菜ですが、年間を通して一番出荷数が多いのが、7月から9月頃まで。
晩秋から初夏にかけてが旬。ちなみに出荷している県は、長野県が第1位、ついで茨城県、群馬県。
長野県が全国の3分の1を出荷しているんだとか。生でバリバリいけちゃう野菜だから、朝の「わ~時間がない!!!」なんてときに大助かりのレタス。
オレンジページ別冊「鶏胸肉ってすごい」に掲載されている、”鶏肉とレタスのしそ炒め”は、レタスとしそがほどよくマッチして、お箸が止まらなくなるほど美味しい!レタスも丸々消費でき、しかもお肉も胸肉と超お買い得!
レタスの消費に困ったら(オクダ家は困らないけど(笑))ぜひお試しを~
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- ピーマン
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ピーマンは、ビタミンAとビタミンCがとても豊富に含まれているので、
細胞の働きを活性化し、夏バテを防ぎ、疲労回復の助けをしてくれるんですって!
まさに夏の旬の時期に、積極的に摂り入れたい野菜のひとつですね^^美肌効果でよく知られているビタミンCですが、他にもコラーゲンの生成を促し、抗酸化作用も働き、夏風邪の予防にも効果的だそう。
一般に、ビタミンCは、加熱に弱いと言われますが、ピーマンは肉厚で組織が固いので、炒め料理をしても、ビタミンCの損失が少ないんだとか!!
調理しやすくて嬉しい限りです。ビタミンAは、肌や粘膜の健康を保ち、ウィルスの侵入を防ぐ作用も働くので、風邪の予防にも役立つんですよ~。
また、ビタミンAは脂溶性なので、
油と一緒に摂ると吸収力が高まるそう!
=手早くできる炒め料理と相性が良い!
これって暑い夏にはとても助かります^^更に、ピーマンにはルチン(ビタミンP)が含まれいて、血圧を下げる作用が働くので、高血圧の予防にもいいんだとか。
ところで、ピーマンには独特な苦味があるので、ピーマンが苦手なお子さん、多いですよね?
我が家の息子2もあんまり好きではない野菜です。。。
でも秘策があるらしく、
ピーマンの細胞って縦に並んでいるので、横に切るとその細胞を傷付けてしまって、匂いと苦味が強くなるんだとか?!
ピーマンの苦味を克服したい場合は、
輪切りではなく、縦切りにして調理すると、苦味を少し抑えることができるとのこと!!
早速我が家も実践です^^